クリエイトまち塾開講、地域づくりによる人材育成を狙う

 特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイトは、6月1日に複合施設アウガ(青森市)において、第1回クリエイトまち塾を開講しました。当日、オリエンテーションや理事長による講義が行われ、高校生は活動に対する理解を深めていました。

 クリエイトまち塾は、商店街を舞台とした新たな教育活動です。商店街での実践活動をベースに月1回、様々な講義を開催し、実践活動での経験を学びに変換してもらうとともに、コミュニケーションなど個々の能力を高める取り組みです。クリエイトは法人移行後の活動の軸に「地域づくりを通じた教育」を掲げており、当事業はクリエイトの中核と位置付けています。
 1日は、まち塾のオリエンテーションを行いました。高校生に事業概要や年間活動予定のほか、活動を行う恵での注意事項を説明しました。その後、久保田圭祐理事長による「クリエイトの5年 ―高校生が商店街に元気の種を蒔く―」と題した講義を行いました。講義は、クリエイトの成り立ちや5年の活動を解説しました。
 その後、ディスカッションを行いました。ディスカッションは、考える能力を高めるとともに、他人の考えを聞くことにより多様な価値観を知る機会となります。ディスカッションでは久保田理事長から「クリエイトに入会した理由」や「商店街のイメージ」などについて問いかけました。ディスカッションを終えて久保田理事長は「惰性で活動を続けるのではなく、目標を持って活動に参加することが大切。皆さんが一年後、様々な意味で成長することを期待しています」と激励しました。
 まち塾は今後月1回のペースで開催され、様々な分野のトップランナーが、高校生に向けて講義を行うこととしています。