2016年度の「クリエイトまち塾」がスタート
特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイトは、5月22日(日)に青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸において3年目となるクリエイトまち塾をスタートさせました。
今年度は市内5校から25名の高校生が参加することとなり、商店街に4つのクラスを編制しました。今年度は、地元商店街に加え、地元百貨店からも協力を得て、1クラスは担任に百貨店の社員を迎えました。
当日は午前中にアイスブレイクとオリエンテーションが行われました。このうちオリエンテーションでは、久保田圭祐理事長が今年度の企画提案のテーマとして「温故知新」を発表しました。各クラスは、活動フィールドである青森市中心市街地の過去のエピソードやエッセンスを交えた企画提案を翌年3月に発表することとなります。
今年度初回となる講義では、キックオフとしてクリエイトの事務局スタッフである松田啓佑さんから「経営学とクリエイトー有意義な活動にするためにー」というテーマで講義をしました。クリエイトのこれまでの変遷や、自身の研究分野である経営学の視点も交えてまちづくり活動の意義について解説しました。その後行われたディスカッションでは、クラスごとに1年間の活動目標について議論しました。「達成に向けて頑張れる具体的なもの」という松田さんのアドバイスも踏まえて、「いいと思った話を自分の言葉で伝える」「スピード感を持って行動する」「明るく笑顔でテンション高く 」「コミュニケーション能力を上げる」などの目標がクラスごとに交されていました。
今回のまち塾に参加した福井俊太さん(2年)は、「経営、マーケティングということは会社だけではなく、日々の生活や活動にも使える考え方だというのはとても興味深かったです。」と話していました。