「街の活力は新たな挑戦から」と市長激励 第30回クリエイトまち塾
特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイトは、12月25日に青森市民ホールにおいて第30回クリエイトまち塾を開講しました。 今回は「青森市のまちづくりの展望」をテーマに、青森市の今後の方向性について講義を通じて理解を深めました。
今回のまち塾では、11月に青森市長へ就任した小野寺晃彦さんを講師としてお招きしました。小野寺さんは「青森市は、港町、商いの街、人々が行き交う若者の街として発展」している歴史ある街であり、「街の活力は、常に新しいことへの挑戦から」だと語りかけました。また高校生に向けて、まちづくりにはビジネス感覚も大切だとアドバイスもいただきました。さらに青森市のまちづくりについて具体的な方向性として、先に発表した「アウガ・市役所新庁舎に係る新たな対応方針」をもとに全体の方向性についても解説していただきました。
高校生たちからは、市長の高校時代の青森市と現在を比べる質問や、18歳選挙権を受けて政治に対する若者の姿勢について質問などが寄せられました。 講義を聞いた川上琴菜さん(1年)は、 「市長から改めて青森市の問題を確認することができました。また、青森市をリーダーシップを発揮する街にしたいとおっしゃっていたので、私たちも商店街の活性化にリーダーシップを発揮していきたいと感じました。」と話してくれました。
講義の後、実践プロジェクト活動の一つである「LINE@プロジェクト」によるワークショップが行われ、お昼休憩の時間に寄ったお店の紹介をする記事を作成し、クラスごとに発表していました。
そのほか、今年度の企画提案に関する中間発表会が開かれ、各クラス「温故知新」というコンセプトテーマのもと考え出した企画をスライドにまとめて発表しました。発表の内容はインバウンド誘致に焦点を当てているクラスをはじめ、情報発信の仕方について考えたクラスもありました。