【クリエイトまち塾】広告のプロから「伝えるコツ」を伝授

 スタッフの野呂です。去る8月25日(日)に第94回クリエイトまち塾を開講しました。

 当日は、東北博報堂の執行役員である種市良嗣さんとコピーライターの北山大将さんをお招きし、「伝えるコツを学ぼう」をテーマに講義やワークショップを行いました。

 午前の講義では、御二方の経歴や普段どういった仕事をしているかなどお話して頂きました。種市良嗣さん、北山大将さん共に青森県のご出身で、その経緯もあり青森県の地域活性化に関わるプロジェクトにも多数関わってきました。一例として、青森県の大型観光キャンペーンに関わるプロモーションや「食」をテーマとした高価格帯のツアーイベントの全体プロデュースを行いました。

 午後は、午前の講義を踏まえたワークショップをおこないました。「青森の商店街のキャッチコピーを考えよう!」と題して、参加者・スタッフともにポストイットに商店街のイメージや青森の魅力などを書き出していました。検討にあたっては北山さんから書くときのヒントとして、表現方法などのコツも提示していただき、高校生も悩みに悩みながらも、皆さん素晴らしいキャッチフレーズが考えられたようです

 参加者からは、頭に浮かんでいることを言葉にする難しさやキャッチフレーズが出来たときの達成感を味わえたと言っていました。講師からは、商店街に訪れたくなるような素晴らしいキャッチフレーズが出来たと賞賛していました。

 まちづくり(地域や商店街の活性化)に取り組む上で、相手に地域や資源の価値を伝えるスキルはとても重要といえます。今回の講義・ワークショップで学んだことを踏まえ、そのスキルを少しでも高めていってほしいと思います。