【クリエイトまち塾】青森市長と共に、これからのまちについて考える

 クリエイトスタッフの一山です。
 去る2月23日(金・祝)に第90回記念クリエイトまち塾を開講しました。当日は、昨年6月に青森市長に就任した西秀記さんをお招きし、「これからの青森市のまちの姿を考えよう」をテーマに講義やワークショップを行いました。

 西さんは、これまで青森商工会議所副会頭を務め、長らく民間の立場から青森市のまちづくりに関わってきました。西さんは、「市民力+民間力」をスローガンに、市民一人ひとりの力、企業や団体の民間の力を結集させたまちづくりに取り組むことを明らかにしています。

 講義冒頭では、行政・民間企業・市民が力を合わせて開催する青森ねぶた祭を例にあげ、青森市も市民力+民間力+行政で盛り上げていきたいという熱い想いを語ってくださいました。その具体例としては、産学官金が連携し「青森市しごと創造会議」を初開催したり、行政では対応しきれない貧困家庭への支援を、西さんの民間力で財源確保するなどの取り組みについて教えていただきました。また、市長が市民の声に耳を傾ける「あおもり未来ミーティング」も開催していると聞き、市民や民間と力を合わせながら青森市の未来を作ろうとしている姿勢を感じとることができました。

 質疑応答では、参加者から新中央ふ頭の利活用や、市民協働によるまちづくりを促進するための施策についての質問が投げかけられました。また、講義の最後には、西さんからまちづくりに取り組む高校生に向けてエールも送られました。

 青森市のトップの口から行政の取り組みを話していただくことによって、これまで自分に関係のないと思っていた施策も、自分たちの暮らしに密接に結びついているのだと気がつくことができ、貴重な学びを得ることができました。