高校生が街で学ぶ クリエイトまち塾2015がスタート

 特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイトは、5月24日にリンクモア平安閣市民ホールにおいて、クリエイトの歴史を知ることをテーマにした第12回クリエイトまち塾を開講しました。

 今年度のクリエイトまち塾は模擬講義に続いて2回目の開催です。「クリエイトまち塾」は、商店街での実践活動をベースに月1回講義を実施し、実践活動での経験を学びに変換してもらうとともに、コミュニケーションなどの個々の能力を高める取り組みです。
 24日は、クリエイト役員相当事務局員の田名辺一至さんからクリエイトの歴史について講義を受けました。 クリエイトは2009年に地元高校生有志により設立されました。田名辺一至さんは、クリエイト設立時高校2年生で副会長を務めるなど設立当初から活動の中核を担っています。当時は観光客への情報提供を目的とした活動をしていたことや、メンバーが青森を離れることになったときは首都圏でも活動を続けたことなど、クリエイトのこれまでの活動を高校生に伝えていました。田名辺さんは「地域の方々との信頼関係と自分たちの強い意志によって今のクリエイトがある」とこれまでの活動を総括しました。 今回の講義を受講した高校生からは、「これからの活動を考えるための良いスタートとなった」との声も聞こえてきました。
 その後、新年度初回のホームルーム活動が行われました。クラスメンバーが集まる初めての機会であり、高校生は緊張している様子もみられました。担任の商店主からクラスの方針が話され、1年間の活動を楽しみにしていました。
 当日は活動に関するオリエンテーションも実施されました。オリエンテーションでは、クリエイトの活動が多くの人々からの理解と支援により成り立っていることが説明され、高校生たちは、クリエイトの一員となることを改めて実感していました。