フードロス削減をテーマに「aomoRE:スムージー」を試作、試飲会を開催

 クリエイトまち塾副担任の中村です。
 2月24日(土)にクリエイトまち塾の活動の一環として、高校生たちがラビナ1階エントランスで「aomoRE:スムージー」の試飲会を実施しました。

 「aomoRE:スムージー」とは、クリエイトまち塾の2組の高校生が、地域と連携し、青森県産の規格外食材を使って発案したスムージーのことです。フードロスと地域活性化の取り組みとして貢献できるのか、継続可能性があるのかを検証するため、アンケート調査を兼ねた試飲会を企画しました。

 スムージーを作ることになったきっかけは、高校生一人の声から始まりました。祖母がリンゴ農家を営んでおり、「生産するリンゴの中には規格外で出荷できないものもあり、せっかく生産しても毎年、リンゴが残ってしまっている」という話を聞きました。そのりんごを使って何かできないかと2組の高校生で話し合い、手軽に作ることができるスムージーを考えました。

 試飲会・アンケートは3回に分けて行いました。会場設営、スムージーの調理や配布、説明、アンケートの配布などまで高校生が担いました。最初の会場設営、1回目の試飲会・アンケートのみ、イベント運営に知見のある担任の嶋中靖朋さん(創創舎)の助けを借りながらそれぞれの作業に打ち込みました。イベントの運営側になる機会は中々あまりなく不慣れな様子でしたが、2・3回目になると段々とイベントの作業に慣れきて、嶋中さんの助けがなくても自ら率先して動けるようになっていて、頼もしく感じました。

 試飲会を通じて、多くの方々にアンケートに協力していただきました。アンケートや会場での感想を伺ったところ、幼い子供から大人まで「おいしかったです」という声を多く頂きました。その甲斐あって、予定より早くスムージーをすべて配り終えることができました。今回のイベントで収集したアンケート結果をもとに、「aomoRE:スムージー」のどの部分を改善するべきか、フードロス対策や地域活性化として貢献する、持続性を取り入れるためにはどうすればいいのかなど改めて企画を考え、成果発表会に向けて頑張っていこうと思います。