対話から「まちづくり」を考える 第25回クリエイトまち塾
特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイトは7月18日に第25回クリエイトまち塾を開講しました。当日は、「対話から学ぶ」をテーマに高校生から大人までが一体となり、ディスカッションなどに取り組み、充実した時間を過ごしました。
今回のクリエイトまち塾には、青森市で不登校児支援などを行っている「子ども・若者サポート つがる・つながる」の金澤拓紀さんを講師に招きました。「まちづくりと自己覚知」と題した講義で金澤さんは、まちづくりを円滑に推進するうえで求められる客観的視点や他者連携能力を養うには、自己受容が必要であると話しました。また、20答法を用いたワークショップなどを通じて、自己受容は、自己理解や自己啓発とは異なる概念であることを説明していました。
講義後のディスカッションでは高校生から担任を担う商店主までが一体となって活発な議論が行われていました。
また、高校生7名と商店主・地元学生が一体となり実践的活動に挑戦する「ホームルーム活動」では、今春、クリエイトまち塾を修了した石黒順也さん(北海道教育大1年)が3組の活動に参加し、後輩に「企画を考えるだけで終わらせずに、実行に移してこそがクリエイト。後輩の活躍を応援しています。」とエールを贈っていました。石黒さんの話を聞いた大水万穂子さん(3年)は「先輩の話は、私たちの活動を客観的に見直すきっかけになり、新たな発見もありました。これから、ますます頑張りたいと思います。」と感激した様子でした。