まち塾での学びと学び方を再認識 第26回クリエイトまち塾

 特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイトは8月11日にねぶたの家ワ・ラッセにおいて、第26回クリエイトまち塾を開講しました。「まち塾での『学び』と『学び方』」をテーマに開催され、デザイン思考を取り入れたディスカッションなどを通じて、参加高校生は活動の意義を言語化していました。

 当日の講義の中で、久保田理事長は、「まちづくり活動は答えや結論が唯一解ではない場合ばかりで、自らの経験や考えをもとに最善のアクションを考えることが大切です」と話していました。このほか、企画提案に向けてのポイントやまち塾での学び方についても説明し、高校生は折り返し地点を迎えた活動の意義を再認識した様子でした。
 高校生と商店主・地元学生が一体となり少人数単位で実践的活動に挑戦するホームルーム活動では、4組の活動に卒業生の三橋史佳さん(青山学院大1年)が参加しました。三橋さんは約2年間のクリエイトでの活動の中で、コミュニケーション能力・論理性・粘り強さの3つの力が育ったと話し、「クリエイトでの経験が大学生になった今、役に立っています。」と伝えていました。
 高校生メンバーの滝吉友香さん(2年)は、「改めてまち塾の参加意義について考えるきっかけとなりました。もっと活発に活動し街の活性化とともにまち塾も活性化させたいと思いました。」と話しました。