商店街の課題と戦略を再確認 第29回クリエイトまち塾
特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイトは、11月5日に青森市民ホールを会場に第29回クリエイトまち塾を開講しました。企画提案に向けて、活動フィールドである青森市新町商店街の基礎講座と題し商店街の実態や展望について学びました。
講師には青森市新町商店街振興組合事務局長である堀江重一さんを招きました。堀江さんは商店街イベントに参加しているメンバーにとってはなじみ深い存在で、講義内容への注目度も高いようでした。堀江さんには「しんまち商店街の基礎講座」として60分講義していただき、その後、久保田理事長と商店街の今日的課題についてクロストークを展開しました。この中で堀江さんは、32万都市である旭川市では唯一であった西武デパートが撤退を決定したことなどを挙げ「全国的にも商店街が置かれている状況はますます厳しくなっている。新町商店街では外国人観光客など新たな顧客を開拓しながら活路を見出している」と説明していました。終了後、山田匠平さん(1年)は講義を振り返り「自分たちの担任である商店街の店主さん方の状況を知れてよかった。これからの企画提案で商店街の一助にもなることを考えていきたいです。」振り返りました。
その後、駅前ビーチプロジェクトによるワークショップが行われました。小田桐稀平さんと工藤有紗さん(いずれも2年)のファシリテーションで、駅前ビーチの資源を活かしたアイデアについてグループワークや全体ディスカッションを交えながら、活発な議論が行われました。