【クリエイトまち塾】「若者主体のまちづくり活動」をテーマに開講

 クリエイトスタッフの一山です。
 去る12月16日(土)に第88回クリエイトまち塾を開講しました。当日は、NPO法人わかもののまち代表理事の土肥潤也さんを静岡からお招きし、「若者主体のまちづくり活動を学ぶ」をテーマに講義やグループワークを行いました。
 土肥さんは、静岡県焼津市出身で2015年に、NPO法人わかもののまちを設立し、若者のまちづくりの推進に向けて全国各地でに精力的に取り組んでいます。現在では、こども家庭庁のこども家庭審議会委員にも就任し、政策立案にも注力しているほか、2019年度には内閣府「子供・若者育成支援推進のための有識者会議」の構成員となり、当法人の久保田理事長とともに若手メンバーとして積極的に提言を行っていました。
 講義の中で、中学校時代に自身の居場所に悩んでいた経験が原点となり、大学時代から高校生の居場所づくりに取り組み、それが現在のまちづくり活動につながっているということを伺いました。焼津市で取り組んでいる民設民営の図書館「みんなの図書館さんかく」のほか、海外研修での学びについても共有があり、土肥さんは、ふとした日ごろの気づきから、まちづくりの種を見つけ、それを実践しているのだと感じました。
 また、若者の社会参画に対する姿勢の違いについても動画などを交えながらわかりやすく説明いただき、参加者も聞き入っていました。
 私自身、「まちと日常的に関わる」ということについて、深く考える機会になりました。参加者からも講義後「まちづくりの一番大事なことを教わった気がする!」と話しており、きっとそれだけ彼らの心に刺さったのだろうなと感じています。