島康子さん「まんず動け」と高校生を激励 第17回クリエイトまち塾

 特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイトは、10月10日に青森市民ホールにおいて、第17回クリエイトまち塾を開催しました。

 今回の講義では、内閣府地域活性化伝道師の島康子さんをお招きしました。島康子さんからは、「理屈をこねる前にまんず動け」ということを教えていただきました。島さんは、まちづくりで活躍している現在と学生の頃の経験を対比しながら語ってくださいました。「県外に出てみて初めて地元の魅力に気づいた」という島さんのお言葉が高校生の心に響いたようで、講演後の質問タイムでは高校生たちは、高校生自身がこれから進路を進んでいく中で、青森への思いにどういった変化が出てくるのか、島さんのように今よりも愛着が湧くのか、あるいは薄れてしまうのか、といった身近な問題として受け止めていたようでした。島さんの人生と自分のこれからの進路を含めた人生を重ね合わせた時に、同じ青森の人間として、また、まちづくりに関わっている人間としても、自分のこととして考え、身近に感じていたようでした。
 今回のまち塾に参加した藤田涼さんは、「島さんの「一歩踏み出すと二歩目がわかる」という言葉が印象的でした。私は一歩目を躊躇してしまいがちなのですが、とりあえず動いてその結果を受けて次どうするか考えればいいというのは最もだと思ったし、今まで躊躇していたのが勿体無いなと反省しました。島さんは「あおぞら組」のチャンスをものにしてドーンとでかいことやらかしててかっこいいと思いました。「チャンスを生かしてやらかしたい」という島さんの姿勢を、北海道新幹線開通が迫る今、私たちももっと行動を起こさないとと思いました。」と話してくれました。