首都圏で青森の就職情報を提供 第3回青森ゼミナール開催

 青森県は、7月6日に東京交通会館(東京都千代田区)で第3回青森ゼミナール「アイツ、青森で就職するってよぉ!!」を開催しました。特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイトではこの取組に昨年度に引き続き協力しました。

 青森ゼミナールは、当団体が構成団体を務める「若者からの青森学発進事業」の一環で、若者に青森を知ってもらうことと、若者が青森に帰ってこれる環境を整備することを目的に年数回開催するイベントです。

 当日は2部構成で行われ、第1部は「失業者から起業者へ」というテーマの下、株式会社Growthの須藤勝利代表取締役による講演が行われました。講演では、自らの生い立ち、地元三沢へ懸ける思い、ここまでの取り組み等のお話があり、参加者は深く耳を傾けていました。

 第2部は「青森県の企業事情~青森県の大学生からのレポート~」と題された報告が、特定非営利活動法人プラットフォームあおもりの米田大吉理事長、青森中央学院大学の溝口祐樹さん、昆野雅樹さん、新岡奨太さんからありました。報告の中では、埋もれがち中小企業の情報の提供や、現在行っている、就活生に新たな会社の選択肢を提供する取り組みの紹介などが行われました。

 また、8月21日(木)に青森市で開催する「学生がつくる合同企業面接会」の紹介もありました。また、青森市が募集している「青森市地域おこし協力隊」の説明や、青森県が6月に設置した「青森暮らしサポートセンター」の紹介、100人インタビューの取材なども行われ、終了後も会場は賑やかな声に包まれていました。

 今回の運営を協力をした田名辺一至東京分室長は、「青森で一生懸命に奮闘する人の姿を見て、自分も頑張らなければと感じた。今後も新たな発見の場や情報共有の場として機能させたい。」と話していました。

(写真はすべて青森県提供)