[あおもり市場]学生チョイスの県産品が、下赤塚商店街に集う

 青森県は、7月5日に「若者からの青森学発進事業」の一環として、赤塚一番通り商店街で「あおもりわんつか市場」を開催しました。特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイトでは、この取り組みに対して昨年度より継続して事業協力をしています。

 若者からの青森学発信事業は、県外に流出した若者が将来本県に回帰できる環境づくりと意識醸成を図るため、首都圏において本県の魅力を伝えるシンポジウムや講座を開催するとともに、本県出身大学生等による県産品の販売等を行うものです。 あおもりわんつか市場は当事業の一環で、首都圏の学生が地元青森の魅力的な県産品を取材し、それを販売するものです。

 当日は株式会社Growthの「青森ごぼう茶」、外ヶ浜物産の「ほたて佃煮」、有限会社斗南丘牧場の「アイスもなか」などを販売しました。学生は当日の販売に向けて販売品の製造品について事前取材を行っており、当日は100人近くのお客様にご来店いただきましたが、学生が板橋区の皆さんに製品や青森の魅力について説明しました。また、ねぶた囃子披露も行いました。これは青森ゼミナールで生まれたつながりも活用し、首都圏でねぶた囃子演奏を行っている方にも参加しました。

 下赤塚の皆さんと青森を繋ぐ役割になりつつあるという反面、売上が前回比横ばいに終わったという課題を指摘する声もありました。前年度に引き続き参加した駒沢大学4年生の一戸大歩さんは「2回目の青森わんつか市場だったが、売上が前回と変わらないということは、売り方に問題があるのだろうと思う。次の青森わんつか市場までには今回の反省を今一度確認して臨みたい。手振り鉦の技術の低さも露呈したので、練習したい。」と分析しました。あおもりわんつか市場は8月末に目黒区で開催する方向で検討しています。