駅前ビーチ予定地で高校生らが砂入れ体験

 特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイトなどは6月14日に青森駅前にて砂入れ体験を行いました。これはプロジェクト「魚がすまう砂浜をつくろう」の一環として実施し、クリエイトメンバーなど総勢40名ほどの高校生が参加しました。

 プロジェクトは2020(平成32)年度を見込んでいる青森駅前ビーチの完成に向けて、青森県とクリエイトが協働して駅前ビーチを活用した魅力的な地域づくりに挑むものです。県は、昨年12月に港湾計画を見直し、2015年度より「青森港本港地区海浜・水質浄化施設整備事業」として青森駅前に海浜を造成することとしました。これを契機として県とクリエイトでは駅前ビーチを活かした地域づくりを行います。
 当日はあいにくの雨模様となりましたが、高校生はバケツに入れた砂を運び、かわるがわる海に投げ入れていました。砂入れに参加した熊谷華南さん(2年)は「私が最初思っていたよりも大変でハードだったけど最後まで頑張れました。」と話してくれました。

 7月14日には、東奥日報社とトヨタ自動車が、クリエイトなどと協力して「AQUA Social Fes!!2015」を開催します。当日は100名の参加者とともに砂入れ体験やアマモ植え付けを行う予定です。また、クリエイトでも、高校生メンバーを主体として駅前ビーチ造成を周知するためのキャラバンを8月初旬に開催します。