北海道新幹線が青森にどのような影響を及ぼすかを検討
特定非営利活動法人あおもり若者プロジェクト クリエイトは、2月27日(土)に青森市にあるリンクモア平安閣市民ホールにおいて、「新幹線がやってくる」をテーマに第21回クリエイトまち塾を開講しました。
今回のまち塾では、青森大学社会学部准教授の櫛引素夫さんをお招きし、新幹線の開業をテーマに、ご講義いただきました。櫛引さんは、2016年3月26日に北海道新幹線が開業することについて、本開業について、企画提案を検討するうえでのヒントにもなる示唆に富む話しをしてくださました。また、質疑応答などを通じて、開業を活かして観光客をどのように呼び込めばよいかを考える手助けをしてくださいました。
講義はワークショップを交えて行われ、櫛引さんの挙げた課題をグループ毎に話し合ったり、新幹線開業による青森のメリット・デメリットを想定して挙げていました。高校生たちは、櫛引さんの問いかけに対して熱心に議論していました。
そのほか、ホームルームの時間では、企画提案に向けた話し合いの精査を行いました。このうち1組では、担任の小笠原さんからいただいたアドバイスをもとに、参加した高校生メンバーで企画提案の発表に向けた話し合いを進めました。
今回のまち塾に参加した中村菜々香さん(1年)は、 「これまで私は、開通が青森にとって不利益となるだろうと思っていましたが、観光客の流入などを通じて、地域が活性化するなど、青森にとって良い効果をもたらす点もあるんだとわかりました。」と話してくれました。