【過去の代表メッセージ】原点と未来を見据えて

 この春、クリエイトでは7期目の卒業生を輩出することができました。彼らは法人化した2014年度に高校に入学した世代であり、卒業生の中には「クリエイトまち塾」を3年間受講した者もいて、大変感慨深く感じています。
 その法人化の際に策定した、クリエイトの設立趣旨には「後発のNPO法人ではあるが、将来、NPOのトップランナーをなれることを目指す」と刻まれています。私たちは昨年度、内閣府主催「未来をつくる若者・オブ・ザ・イヤー」内閣府特命担当大臣表彰とあしたの日本を創る協会主催「あしたのまち・くらしづくり活動賞」主催者賞をいただきました。決して賞を取るために始めた活動ではありませんが、このような形で私たちの活動が評価されたことは大きな喜びであり、取組の方向性が正しいことを実感する出来事でした。
 今年の高校1年生は節目の10期目として迎えることとなります。トップランナーを目指すにはいまだ覚束ない活動ですが、将来の目指す姿を見据え、しっかりと着実に取組を進めることで、社会の皆さまからの付託にお応えしていく決意です。


理事長 久保田 圭祐
2017年4月